シュシュの作り方3 ボリューム型 |
はじめに 裁断について Q. バイヤス裁ちではなく、布の地の目に沿って裁断しても良いか? A. もちろん出来ますが、フリルがギクシャクとした感じに出ます。 そのようなことには目をつぶるということであれば、普通に地の目に沿って裁断してください。 でも、なめらかなフリフリとしたシュシュを作りたいのであれば、バイヤス裁ちが基本です。 断ち切りサイズについて 私は12cm(+縁取り)×160cmに設定して制作しておりますが これはいくつか試作した上で主観的に決めたサイズです。 市販のシュシュのサイズを測って決めたわけではありませんので ご自由にサイズは変更してマイシュシュをお作りいただけたらと思います。 サテンの布について 私はポリエステル100%のサテンを使いました。 生地屋さんへ行くと、カラフルなアセテート100%のサテン生地が売っていると思いますが、 これはシュシュ作りにはお勧めできません。 何故ならば、アセテートは水に弱いうえシワになりやすいので、雨にぬれてシミになったり 数回の使用でシワシワになったりするからです。 せっかく作るのですから用途にあった素材を選びたいもの。 シワになりにくいポリエステル100%のサテンを選んでくださいね。 |
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生地幅×50cmのポリエステルサテンを2色。(茶と黒) 田舎住まいなもので、 地味な色しか手に入りませんでした〜(涙)。 |
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茶も黒も45度のバイヤス裁ちにします。 大きな三角定規をお持ちでない場合は、 少ししっかりとした四角形の紙を用意し、 その直角の角を2つに折ると45度になりますので、 代用してくださいね。 |
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茶の布は 最初に引いた45度の線に平行して 12cm幅で3本線を引き、カットします。 3本の帯が出来ます。 |
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黒は縁取り用です。 45度の線に平行してこのように 4cm幅で4本の線を引きカットします。 |
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茶の帯をつなぎます。 端は45度になっていますので、 |
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真っ直ぐにつなげるには、 中表にこのように重ねて、矢印の部分を縫います。 縫い代は約1cmでミシン縫い。 3本全部つなぎます。 全長約2mになっていると思います。 |
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黒も同様に重ね、4本全部縫いつなぎます。 全部つなげると、 こちらも約2mになっていると思います。 |
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次に、 黒をアイロンで細長く横に2つ折りにします。 バイヤス布は伸びやすいので 押さえつけるようにアイロンをかけてください。 先端は両端とも直角にカットします。 |
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茶の帯の片端を直角にカットし、 そこから1.6m測って直角にカットします。 |
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茶の表を上にして置き、 2つ折りにした黒の端を茶の端とそろえながら マチ針で留めていきます。 黒は短辺の端から2cmほど長めにしておきます。 |
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黒を全部留め終わったら 茶を2つ折りにして重ね、 端をそろえてマチ針で留めます。 下の黒を留めたマチ針ははずします。 |
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基本形と同じく、 端から4cmほど残してミシン縫いします。 縫い代は1cm。 |
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縫い終わって表に返すとこのようになっています。 | |
両端をマチ針で留めて 1cmの縫い代でミシン縫いします。 このとき、黒の縁取りは縫いこまないように はずしておきます。 |
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ぐるっと輪の状態になりました。 太いヘアゴムを通します。 今回は髪につけるだけではなく、 手首につけることも考慮し 20cmにカットしたヘアゴムを使いました。 通す部分が長いので中でゴムが迷子にならないように まず先端をゴム通し口に安全ピンで留めておくと安心です。 通し終わったらしっかりと結びます。 |
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いまはこのような状態です。 次は、 ゴム通し口を閉じましょう。 |
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写真のように 黒の縁取りが少し重なりながら 自然に中に入るように整えてマチ針で留め、 茶の縁の部分をミシンで縫って ゴム通し口を閉じます。 心配な場合は 手縫いでもOKです。 |
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完成です! 1.6mの長い布がきれいなフリルを作り出しています。 皆様もどうぞ作ってみてくださいね。 |
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ここからは、おまけ | |
黒の残り布をこのように12cm幅にカットし 3本の帯を作ります。 |
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茶は4cm幅でこのように4本カット。 そして同じように作ると・・・・・・・↓ |
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色違いのシュシュの出来上がり〜! |
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アレンジ | |
ベースの部分を赤と黒の2色使いにした ツートーンのシュシュ。 縁取りは細かなストライプです。 (赤と黒の2色は直角に縫い合わせます) |
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縁取りに広幅のレースを挟み込んだシュシュ。 生地は細かなストライプのサテンです。 縫い方は基本形ですが、 ちょっとした工夫でいろいろデザインのアレンジが出来ます。 シュシュ作りを楽しんでくださいね! |
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アレンジのヒント。 ◎ ビーズをつける ◎ かぎ針編みをプラスする ◎ いろいろな布をパッチワークする |